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推しと"共同生活"する未来をつくるために。
大学時代に挑戦したIoT×VRのプロダクト開発記録
ふるぷらに来る以前、私は大学時代にもうひとつ大きな挑戦をしていました。
それは 「推しと共同生活する」 という、少し突飛に見えるけれど、真剣に向き合ったプロジェクトです。
未来の暮らしをどう楽しくできるか。
テクノロジーで心のよりどころをどう作れるか。
そんな問いから始まった、大学発のスタートアップ的挑戦。ここでは、その裏側を少し書き残しておこうと思います。
アントレプレナーシップ道場で、仲間と出会う
このプロジェクトが始まったのは、大学のアントレプレナーシップ道場でした。
さまざまなアイデアを持った学生が集まり、社会に新しい価値を生み出そうと議論する場です。
そこで出会ったメンバーと、
「生活をもっと楽しく、推しをもっと近くに感じられる世界をつくれないか」
という話になり、気づけば本気でデバイス開発に取り組むチームができあがっていました。
VR×IoTで"推しと暮らす"という体験をつくる
私たちが開発したのは、
VRゴーグルを装着すると推しが目の前に現れ、 IoTデバイスが家の生活リズムを読み取り、 推しが家電を操作したり、話しかけてくれる——
という、まさに"二次元と暮らす"を具現化した装置です。
特に特徴的だったのが、
コンセント型のIoTデバイスを使って、
家庭内の電気使用状況や、人が部屋を通るタイミングまで検知できたこと。
- 朝起きたタイミングで推しが「おはよう」と声をかけてくれる
- 帰宅したら部屋の電気をつけてくれる
- 料理を始めたらBGMを変えてくれる
そんな未来を本気で実現しようとしていました。
"推し"の最初の対象はVTuber。業界との接点を作るための挑戦
推しの初期パートナーとして私たちが注目したのが、VTuberでした。
背景には、「配信だけの収益では生活が安定しにくい」という課題がありました。
推しとファンがもっと深い関わり方ができれば、VTuberの収益化の新しい形になり得る——そう考えたのです。
そこで私たちは思い切って、
「VTuber Award 2023」 を自主開催。
VTuberとファンの新しいつながり方を提示するためのイベントとして企画し、結果発表ポストは 40万回View を記録。
これは想像以上の反響で、業界からの認知も一気に広がりました。
ビジネスコンテストでも評価され、Todai To Texasのファイナリストへ
このプロジェクトは学内外のビジネスコンテストでも注目されました。
- 学生ビジネスプランコンテスト 努力賞 受賞
- Todai To Texas ファイナリスト選出
という成果を残すことができ、
「推しと暮らす」という一見ユニークなテーマが、テクノロジーと市場性の観点からも評価されたことを実感しました。
自分たちが本気で面白いと思うものを、
社会に本気でぶつけてみる——
その経験は、今の仕事にも強く影響しています。
振り返ってみて思うこと
このプロジェクトを通して私が学んだのは、
- "推し"は社会課題でもある
- テクノロジーは心の豊かさをつくれる
- ふざけたように見えるアイデアこそ、本質を突いていることがある
ということでした。
いま私はふるぷらにいますが、
このときに培った 「人の生活に寄り添うプロダクトをつくりたい」という熱量 は、今も変わらず自分の中心にある感覚です。