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「ときめき」を数値化するデバイスと、私の初めての顧客開拓。
e-lampで学んだ"リアルな事業づくり"の現場
大学時代、私は 株式会社e-lamp. というスタートアップでインターンとして働いていました。
そこで扱っていたのは、なんと 恋愛の"ときめき"を可視化するデバイス。
最初にその話を聞いたとき、正直「本当に成り立つの?」「どうビジネスになるの?」と半信半疑でした。
しかし実際にプロジェクトに飛び込むと、心理学・ユーザー行動・プロダクト設計・UIUX・顧客開拓…
すべてが密接に絡み合う、とても面白い現場が広がっていました。
心拍の同期が「恋愛のときめき」を生む? イグノーベル賞研究から始まった挑戦
このプロダクトの背景には、イグノーベル賞を受賞した研究があります。
「心拍数の変化が同期する相手に、人は恋愛的な好意を抱きやすい」
という、少し奇妙で、でもどこか納得してしまう研究結果。
e-lampではこの研究に着目し、
脈拍を計測できる 腕時計型デバイス を開発。
婚活パーティーで参加者同士の"ときめき度"を可視化することで、
「短時間で相性の良い相手がわからない」という婚活特有の課題を解決しようとしていました。
科学 × 恋愛 × テクノロジー。
一見ミスマッチな要素の組み合わせが、新しい価値を生み出す瞬間に立ち会うことができました。
私が担当したのは「顧客開拓」と「PoC現場の実行」
インターンとして私が携わったのは主に、
- 顧客開拓(婚活会社・相談所への提案)
- PoC(実証実験)の企画・運営
- ユーザー行動の観察・UIUX改善
の3つでした。
特に印象的だったのは、実際の婚活パーティーの現場に何度も足を運んだことです。
参加者がデバイスを装着し、
相手と会話しながら微妙に変化する数値に一喜一憂する姿を見て、
「これはテクノロジーだけではなく"人間の感情"を扱う事業なんだ」と強く感じました。
IBJ・リンクバル・地方の結婚相談所と連携しながら、何度も検証
プロダクトを磨くため、私たちは IBJ、リンクバル といった大手企業、そして地方の結婚相談所と協力し、何度も婚活パーティーを開催しました。
検証を重ねる中で見えてきたのは、
- デバイスの装着タイミングが会話に影響する
- 数値の見せ方で参加者の行動が変わる
- パーティーの進行とUXは密接に繋がっている
といった現場ならではの課題。
その度にUIUXチームと相談し、
表示方法や体験フローを改善していきました。
机上で考えるだけでは辿り着けない、
"ユーザーの本音が落ちている現場"を肌で体感しました。
この経験が、今の私の営業・顧客開拓スキルの原点になっている
振り返ってみると、e-lampでの経験は
私のキャリアの中で最初の 本格的な「顧客開拓」と「事業づくり」 でした。
- 自分たちが信じる価値を企業に説明し、納得してもらう
- 現場に入り、利用者の行動から本質的な課題を見つける
- 中途半端な仮説はすぐ破壊される
- でも、それがプロダクトを確実に成長させる
この学びは、いま私がふるぷらで行っている
新規顧客開拓や営業の大きな柱になっています。
どんなに優れたプロダクトでも、
人に届けるには"現場での理解"が欠かせない。
そのことを身をもって知った、大切な時間でした。